旅行x腰痛xグッズ

【実録】飛行機など長距離移動に使える腰痛対策グッズまとめ

旅行や出張などで、飛行機、バス、新幹線、車などの長距離移動をすることが決まっているのに腰痛を発症してしまった方。または腰痛持ちの方。長距離移動でさらにダメージを負ってしまわないか、不安ですよね。そんな方に少しでもお役にたてればと、腰痛持ちの筆者が長距離移動時に使える腰痛対策グッズをまとめてみました。また、それにあわせて腰痛対策グッズを選ぶ際の注意点もまとめてみました。

※グッズに治癒の効果はありません。あくまで痛みを軽減させるためのサポートグッズですのでご注意ください。筆者は医師ではないため、あくまで腰痛持ちの一体験談としてですが、長距離移動を少しでも快適に過ごせるよう何かのヒントになればと思います。

原因によって対策グッズが違う

「せっかくの旅行なのに腰痛が心配……とりあえず、なんとなくよさそうな長距離移動用の腰痛対策グッズを探そう」と思っている方、ちょっと待ってください! 「なんとなく」で選んでしまうと、その腰痛をもっと悪化させてしまうことになるかもしれません。

まず「腰痛」とひと言でいっても、「ぎっくり腰」「骨盤のゆがみからくる痛み」「腰椎椎間板ヘルニア」など、痛みの原因はさまざまです。原因が違うということは、腰へのサポートのしかたも違ってきます。自分の腰の状態になるべく合った、長距離用の腰痛対策グッズを選ぶ必要があります。

例えば、腰椎椎間板ヘルニアが原因だった筆者の場合。腰痛を発症した当時、何が原因で痛みが出ているのか分からないまま、座るときに少しでも痛みが和らぐようなクッションを探していました。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、座るときなど(症状の度合いなどにもよるかもしれませんが)クッションを使用するなら硬めの方がいいと言われていますよね。当時それを知らなかった筆者は、たまたま売られていた「腰痛に」と書かれた、柔らかくて深く沈みこむ低反発のクッションを購入。座ってみたら地獄のように痛みが増し、結果座る前より症状を悪化させてしまいました。当時はどれを使っていいのか分からず、「腰痛に」とうたわれていて、なんとなくよさそうなグッズであれば何でも使えるだろうと軽く考えていました。しかし、購入したグッズは筆者の痛みの原因に合ったサポートをしてくれるものとは違ったため、かえって腰痛を悪化させてしまったのです(もちろんすべての低反発グッズが腰椎椎間板ヘルニアの方に合わないというわけではありません)。

一般的に「腰痛に」とうたわれているグッズでも、それは自分の腰痛の状態に合ったサポートをしてくれるものなのか、慎重に見極めなければいけません。それを見極めるには、まず「痛みの原因となっているもは何なのか」を知ることが大切です。特に痛みが強めの方、最近痛みが増してきている方は、可能であれば旅行や出張へ行かれる前に一度病院で精密検査をして原因を突き止めておくことをお勧めいたします。原因が分かっていれば自分に合うサポートグッズを見つけやすくなるだけでなく、やってはいけない動作など主治医と相談することで腰痛と向き合うヒントを得ることもできます。「どこをどんなふうにサポートしてくれるグッズがいいのか、どんな硬さがいいのか」など、長距離移動用の腰痛対策グッズについていろいろ相談してみましょう。

原因が分からない場合

自分の腰痛の原因が何なのか明確に分かっていれば対策しやすいと思いますが、結局のところ原因は捻挫なのか、筋肉やすじの関係なのか、骨盤のゆがみなのか、ストレスなのか、病院へ行っても何が原因かよく分からないという方もいると思います。そういった方は、普段どんな体勢が楽なのか、どんな椅子やクッションを使用すると痛みが出にくいのか、どんな飲み薬・貼り薬・塗り薬が効くのか、温めた方が楽なのか、冷やす方が楽なのか、自分で痛みが出にくいパターンを把握しておくことが大切です。気が付いたとき、または機会があれば自分に合った姿勢やクッションなどを探ってみてください(悪化しないよう、無理のない範囲で行ってください。少しでも痛みを感じたら直ちに中止してください)。

ある程度自分の腰の様子が探れたら、旅行・出張に向けた長距離移動対策グッズを探してみましょう。

エアクッション系のグッズ

旅行などは何かと荷物が多くなるので、まず携帯のしやすさを重要視したいという方や、腰のサポートは軽めでいいという方に。

※2019年8月11日現在、お取り扱い・在庫があるものを掲載させていただいています。

低反発系のグッズ

折りたためるものや軽量であることも大事だけれど、やはり低反発の方が楽になるので欠かせないという方に。低反発グッズはそこそこの重さがあるものが多いので、持ち歩き用というよりは車で長時間運転をされる方などに、特にいいかもしれません。

※2019年8月11日現在、お取り扱い・在庫があるものを掲載させていただいています。

  • IKSTAR 低反発クッション ランバーサポート
    背中にあてて使用するタイプのグッズです。腰や背中に優しくフィットし、優れた体圧分散により背中全体への負担を軽減します。腰をしっかり支えるので背筋が自然に伸びて、背骨をS字型に正しく保ち、安定した姿勢に導いてくれます。【サイズ】(約)縦38×横40~42cm
  • Mkicesky クッション 第五世代座布団
    人間工学に基づいた設計で、自然に正しい姿勢になるように開発された健康クッション。長時間座っていると姿勢が悪くなって腰痛が出やすいという方に。【サイズ】(約)縦36cm×横45cm×厚さ2.5~7cm 
  • IKSTAR クッション 低反発 座布団 椅子 腰楽クッション
    尾てい骨を優しくケアし、柔らかな座り心地と安定性を両立。立体的デザインにより空気の流れを保って優れた通気性を実現し、腰や背中への負担を軽減し、長時間座っていても蒸し暑くないクッションです。【サイズ】(約)縦38×横45×厚さ4~11cm  【重量】(約)1.1kg

高反発、硬めのグッズ

柔らかいクッションより硬いクッションが楽だという方に。低反発系のグッズと比べて、比較的に軽量のものが多いです。

※2019年8月11日現在、お取り扱い・在庫があるものを掲載させていただいています。

コルセットや骨盤ベルトってどうなの?

長時間の移動用にコルセットや骨盤ベルトなどの使用を考えている方もいると思います。筆者は腰椎椎間板ヘルニア発症時、病院で作ってもらったコルセットを使用していました。腰をガッチリ固定された方が楽だったからです。やむをえず長時間の車移動があったときは、横になるにしても座るにしてもコルセットをしていないといられない状態でしたし、もはやコルセットなしでの生活は考えられないほどでした。しかし、これはあくまでも筆者の体験です。気をつけていただきたいのが、これも腰痛の原因などによって、使うべき種類が変わってくるということです。筆者のようにコルセットで腰をガッチリ固定した方がいいのか、または骨盤ベルトで特定の部位を固定しつつ、ある程度動けるものの方がいいのかなど、痛みの原因によってどんなものを使用するべきか判断も違ってきます。例えば、骨盤のゆがみからくる痛みなのに、ゆがんだまま骨盤を固定してしまった。長時間外せずにさらに痛みが増す……考えただけでも腰が痛くなりそうです。着ける位置などを間違えても悪化させることもあります(筆者はこのパターンもやりました)。

コルセットや骨盤ベルトは自分の腰痛の状態を把握し、それに合った支え方をすればとても楽になるアイテムですが、使用方法や種類を間違えると逆効果になることも考えられます。場合によっては使用しない方がいい場合もあるかもしれません。医師の判断なく市販のコルセットや骨盤ベルトの使用を検討されている方は、どんなものがいいのか、着け方は正しいのか、使用する際はお気をつけください。

ちなみに筆者は腰椎椎間板ヘルニアだと判明する前に、この痛みがどうにかならないかといろいろなグッズをネットで探し、その中でもよさそうかなと思った腰ベルトを購入しました。それは腰部分にビー玉ほどの丸い磁石がゴロゴロ付いていて、それが腰の筋肉の凝りをほぐすという腰ベルトでした。届いてすぐに使用したところ、その磁石が痛みが出ている問題の神経を押してしまい、見事にやられてしまいました。腰の血行がよくなって凝りが取れればなんとかなるだろうと思っていたあの頃です。

万が一に備えておく

腰痛対策グッズについていろいろとまとめてみました。

これらの他にも、腰痛を抑えるために使えるものはいろいろあります。筆者は腰を温めるため、日頃アウターに響かない薄手の腹巻を着用したり、カイロを貼ったり予備の貼るカイロを常備したりして腰痛が悪化しないよう備えています。旅行先や出張先は気温などにかなりの差があったりすることもあるかと思いますので、いざ使いたいと思ったときに現地での購入は難しいこともあるかもしれません。用意できるものがあれば先に購入しておくと安心です。せっかくの旅行、または気合を入れなければならない出張だと思いますが、くれぐれもご無理なさらず。少しでも快適な移動ができますように。